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新社会人のきみへ —– ISO攻略(レベル1) —–(その18)

(3)SDCAサイクル(その2)
前項と同じSDCAサイクルですが、ここでお伝えしたいのは仕事からは少々離れる概念ですが、皆さん自身が意識しておくとよい概念なのでご紹介します。
今度のSは先ほどの“standardization”ではなく“study”のSです。
勉強は学生時代で終わり、社会人になれば仕事をしていくことだ、ともし思われている方がいれば、それは残念ながら誤った認識になりますので、ここで矯正をかけましょう。社会人になって仕事をしていくようになっても、勉強しなければいけないことは山ほどあります。勉強という言葉が悪ければ、学ぶあるいは、研究するでも構いません。世の中は常に変化、進化していきますから、それに対応していくための勉強は必要ですし、自分の枠組みを広げる、専門分野を究める、という対応のためにも勉強はいくつになってもずっと必要です。習うは一生、ということわざをお聞きなったことがあるかもしれません。少々乱暴な言い方ですが、人生死ぬまで勉強だ、という言い方をされる方もいます。
今の皆さんの場合は、ありとあらゆる機会を使って学びを深める時期です。本から学ぶ、先輩から学ぶ、仕事そのものから学ぶ、1日たりとも無駄にせずにSDCAサイクルを回して行ってください。

(4)PDSサイクル 
これはPDCAサイクルの概念は同じですが、キーワードが4つではなく3つになっています。
PとDはPlanとDoで同じなのですが、Sは今度は“standardization”ではなく、”See“になります。
Doの結果をよく見る、振り返る、検証する、といった日本とを当てはめて考えてもらえれば、PDCAサイクルのCとAの合体版という捉え方もできることを感じ取れると思います。
PDSサイクルもSで終わりではなく、次のPに行かにつなげていくかを考える点ではPDCAサイクルと同じです。
いずれにせよ、御社の中ではどのサイクルでもって日頃の活動を行っているかを認識して、その概念をしっかり理解することが大事です。このような部分も1.3節で述べた自社を知る、ということにつながるのです。

(次号へつづく)