ISO情報

新社会人のきみへ —– ISO攻略(レベル1) —–(その6)

自分自身と向き合うということの重要さは、年齢を重ねても一向に色褪せません。
自分を完璧に理解している人などいない、と思って自分自身と向き合う機会を設けて欲しいのです。それが社会人に求められる大事な能力です。

さらにもう一つ付け加えます。

自分を知るということがなぜ難しいかというと、そのようなことを考えたこともない、じっくり時間を取ったこともない、ということが大きな要因の一つですが、もう一つ大きな要因は、人は常に変化しているからなのです。基本的に人は毎日経験を積むことによって、日々成長していきます。そう、毎日です。但しその成長は、毎日ということで考えれば決して大きなものではありませんから実感できることがまずないのです。ですが仕事をしていれば、必ず何らかの刺激が外部からきます。それを処理し続けることで時々刻々人は成長していきます。それゆえ、自分を知る、ということは簡単ではないのです。

長々とした話になってしまいましたが、自分を知る、ということは、人生の中であるとき1回だけすればよい、というものでは全くないことを理解しておいてください。
日々の小さな成長も半年、一年経つとかなりの蓄積になり、自分でもわかるくらいの違いを感じるケースもあります。定期的に自分と向き合う習慣を持つことができれば最高です。
古来、日本人には「1年の計は元旦にあり」として、一つの区切りをお正月に設けています。今は元日もお仕事、という方が増えてしまったので、ゆっくり正月休みに自分自身に向き合う、ということがなかなかできなくなってしまっているかもしれませんが、このような節目を定期的に持って、自分自身と向き合うことを続けていきましょう。


(次号へつづく)