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新社会人のきみへ —– ISO攻略(レベル1) —–(その9)

2.2 三つの役割

会社に入ってすぐの段階は、右も左もわからない状態ですので、上司や先輩から様々なことを教えてもらうことになります。特に学校を出て初めて社会人になる人にとってはほとんどすべてのことは初めて聞くような状況かもしれません。昨今の方々は学生時代にアルバイトの経験を色々積んできていることから、昔の新入社員のように本当に一から教えなければいけない、という状況とはだいぶ違うでしょうが、それでも社会のしきたりを含めて、いろいろ伝えること、教えることはあります。

そして新人の皆さんも頭では分かっていても、実際の行動に結びつかない、ということもよく起きるはずです。例えば言葉遣いひとつとってもそうでしょう。正しい敬語を使いこなす、ということも社会人になった上では必須のことですが、頭では分かっていてもいざとなると口から出てこない、尊敬語と謙譲語がごちゃごちゃになってしまう、というようなことを多くの先輩方も経験してきています。
人間に失敗はつきものです。失敗を恐れて行動を起こさない、ということでは残念ながら評価できません。失敗した時は、真摯にお詫びをする。二度と同じミスを繰り返さないようにしっかり自分自身の中にその学びを落とし込むことを心掛けてください。とは言え、同じ失敗を二度繰り返してはダメ、と言われていても、二度目の失敗をしてしまうケースはあります。その時は一度目以上に真剣に謝る、そしてさすがに三度目はダメですからそのことを肝に銘じておいてください。
筆者自身も同じ失敗を二度繰り返したことが一体何回あるやら(つまり、一度や二度ではないということです)。三度失敗したらさすがに人事考課に響く、という覚悟が必要です。

さて、そろそろ本項の主題に入ってきましょう。
社会人になると、その人は様々な役割を担うことになります。ワークライフバランスという言葉は聞いたことがあるでしょう。仕事ばかりの人間になってはダメですよ、ということになりますが、私生活における役割のことまで考えれば人間は社会人となることによって、一人何役もの役割をこなさなければいけないのです。大変ですね。
では社会人になりたての方々にとって会社生活の中で担う役割は、基本3つです。その3つとは、

① 部下としての役割
② 後輩としての役割
③ 若手のとして役割

です。では一つずつみていきましょう。

(次号へつづく)