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オーダーメードの講師派遣型研修について(その2)

【前提条件その1:同一属性】

まず一つ目は、研修受講者が同一組織の人である、ということです。
企業派遣型研修の場合ですと、ときどき子会社等のグループ企業の方々も参加者に混じることがあります。親会社主導で子会社人材の教育まで行うことはとても良いことではありますが、今回の主題は、内部監査員の力量強化研修についてです。共通の理念や方針が周知されている状態であれば対応可能ですが、そもそも会社の経営理念や目標が違ってしまうと、内部監査を行う大前提が共有できていないことになってしまいます。これではさすがに教育を行ったとしても初めての方向けの研修としては成立したとしても、経験者向けのスキルアップ教育ではテクニック的な部分には踏み込むことができたとしても肝心の部分への言及がしにくくなります。
故に、未経験者と経験者の集合教育においては、基本は同一組織の方で、受講者同士によるグループディスカッションを行う際に共通言語でやり取りができることが研修成功の大事な条件になってきます。

マニュアルの内容であったり、手順書の内容であったりという細かいところにまで踏み込む研修ではなかったとしても、それらの存在に関する共有を図ることができる、ということが研修進行上は大事な要素になるのです。