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ISOの認証を取得するといいことあるの?(その2)

 前回ISO認証取得の価値は大きく整理すると2つに分けられる、その一つが会社にとっての基礎体力の強化、というお話をしました。今回はもう少しそこを掘り下げていきましょう。
 例えば最近取り組む人がどんどん増えているマラソンへの挑戦で考えてみましょうか。
 マラソン大会に出て完走してみたい、と思う人があなたのまわりにもいらっしゃるのではないでしょうか。ではもしあなた自身がその思いを胸に秘めているとしたら、どのような行動計画を立てるでしょうか。
 いきなり、東京マラソンへの応募をするでしょうか。いや、東京マラソンだと例がわるいかもしれませんね。何しろ抽選倍率が高くてなかなか毎年応募していても当たらない人も多いようですので、ホノルルマラソンに替えましょう。これであれば基本皆さん参加できるのだと思いますので。
 さて、ホノルルマラソンに出たい、休暇もとれそうだ。航空運賃等の渡航費もボーナスを当てれば何とかなるだろう、と外堀がすべて埋まった状態をまずは思い浮かべてください。
 そこまで行くと最後は、本当に自分はフルマラソンを完走できるか、その可能性があるか、という自問自答でしょう。途中棄権してもいいや、観光旅行だと思えばよい、という方ももしかするといらっしゃるかもしれませんが、やはりほぼすべての人がまずは完走、そしてもう少し上のレベルの方であればタイムで何時間何分という具体的な目標タイムを設定されるのではないかと思います。
 そうすると次は何を考えるかと言えば、その時までの残された期間はどのくらいか。現在の自分の走力(何キロまで走ったことがあるのか、10㎞であれば何分で走ることができるかなどの力)はどの程度のものかの客観的評価。そして具体的目標(完走なのかタイムなのか)をどう設定するか、といったところでしょう。
 例えば、30年前の学生時代は体育会所属で体力には自信があったが最近はおなか周りがずいぶん気になってきてしまったなあ、という方と、運動は昔ははほとんどしていなかったのに、最近走ることがすごく楽しくなり、先日ハーフマラソンを2時間切るタイムで走ったという方であればどちらの方が完走の可能性を感じますか。

 要は基礎体力の充実と目標達成に向けての意欲、取り組み姿勢の問題をここでは考えていただきたいのです。
 少し話がそれてしまいましたね。ISOに取り組む価値は、組織の経営レベルのアップにつながる、という点については次回に続けます。