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対応を進める上で外部専門家(外注会社)って使った方がいいの?(その2)

前回外注先としては、大きく分けるとコンサルタントと研修会社の2つの種別がある、というお話をしました。
今回はまずコンサルタントについて詳しくお話ししていきます。
まず、コンサルタント、というのは人です。実際にコンサルティングを行うのは人ですから、外注相手はコンサルタントということになりますが、契約相手はコンサルタントその人か、そのコンサルタントが所属しているコンサルティング会社なのか、という違いは説明不要かもしれませんが、一応認識間違いを避けるために触れておきますね。

ISOのコンサルティングを行うにあっては、例えば中小企業診断士のような資格があるわけではありません。つまり極端な言い方をすると、自分はISOコンサルタントです、と言えばだれでもコンサルタントになることができるのです。
よって、その人の力量をしっかり見抜いたうえで業務のお願いをしないといけません。その点はしっかりご理解ください。

では、どのような点から相手の力量を把握すればよいか、というポイントをいくつかお伝えしましょう。
まずはコンサルタント本人の力量についてのお話から始めます。様々な観点から見ていく必要がありますが、これが正解、というものはありませんので最終的には発注側の方の判断が大事です。

・ISO審査員の資格は保有しているか(少なくとも審査員補の資格)
・ISOコンサルティングの経験はどのくらい有しているか
・組織経営に関する知識、経験をどれくらい有しているか
・発注側経営者の意向に理解、共感を示すことができるか
・契約終了の条件をしっかり事前提示できるか

という観点での確認がまず必要です。

一方で、ISOの認証取得を目指してコンサルティングを依頼するわけですから、例えば利益倍増させます、というような触れこみのコンサルティングでも肝心の認証取得が叶わなければ、発注する意味がなくなりますから、認証取得に向けてのステップが明確に示されなければなりません。

それらのことは、個人事業主ではなく、組織としてコンサルティングを行っているコンサルティング会社であれば一般的にはしっかりしていると言えますから(もちろん個人事業主の方であっても経験豊富な方は一般のコンサルティング会社よりもはるかに素晴らしい対応はされると思っています)社内の上層部の説得に苦労したくない、というケースであれば、個人事業主ではなく、コンサルティング会社の中から外注先を探すのが良いと思います。

会社規模が大きくなれば個人事業主とは契約できない、という組織も出てきますから、個人コンサルタントとして活動している方については、個人事業主なのか、個人であっても法人をきちんと立ち上げて活動をしているのかはしっかり確認してください。

長くなってきてしまいました。次回に続けます。