ISO情報

対応を進める上で外部専門家(外注会社)って使った方がいいの?(その4)

外注先のコンサルタント選定に際してのお話を複数回にわたって続けています。今回でコンサルタントに関しては最後にしたいと思います。

コンサルタントを使った方が良いかどうか、という質問に対して筆者であればどのように答えるか。
結論から申し上げれば、

使った方が良い!

と考えています。テクノファではコンサルティング事業部にてコンサルティングを専門的に行っているので、そのための営業トークと思って欲しくはないので補足しますが、自力で構築して認証取得にたどり着くことはもちろん可能です。これは繰り返し強調します。しかしそうは言っても自力で何もかも行うのはあまりに非効率と考えるからこそコンサルタントを使いこなして欲しいのです。

コンサルティングは一から十まですべての指導を受けなくても全く問題ありません。極端なことを言えば、1回だけのスポットコンサルでも構いません。自分たちで考え、取り組んだことが間違っていないかどうかの確認として第三者の専門家意見を聴取することであってもその組織にとって意義がある、と考えるからです。
もちろん、資金的な予算枠を確保できた場合は1回とは言わず、複数回のコンサルティングを受ける方が良いでしょう。個人のコンサルタントであればリーズナブルな料金でサービス提供をされている方もいます。良い方とご縁があればそれはラッキーということです。
一方でコンサルティング会社になればどうしてもコンサルタントの派遣費用は安い値段とは言えない料金になってきます。その代わり、安心感、信頼感は間違いなくあります。
いずれにせよ、コンサルタントの利用により自力で取り組んできたことが認められれば自信につながっていきますし、万が一、自分の考え方がずれていた場合、通常業務であれば上司が指摘してくれますが、ISOに関してであればその上司も知見はないわけですから、ズレの矯正は外部の専門家に任せる方が安心できます。これは経営者が率先して取り組む場合であってもあてはまります。是非とも、認証取得に最低限必要な審査費用以外の予算枠の確保をしていただきたいものです。
ただし、あえて補足しますが、経営者が率先して認証活動を行っているのであればコンサルタントの必要性はぐっと低くなります。ISOという範囲にこだわらず、経営的な視点も含めて外部の専門家の意見を確認しておきたい、というケースであれば、ISOコンサルタントを活用する意味も出てくるでしょう。

コンサルタントに関するお話はここまでとして、次回は研修機関の活用方法についてお話ししていきます。