- 品質
統合マネジメントシステム内部監査員コース[講師派遣型セミナー](コースID:MN32)
コース概要
附属書SLによるMS規格の共通フレーム化により、マネジメントシステムの統合や複数のMSを同時に確認する内部監査のために特有の着眼点を実践的に身に付ける[Webセミナーにも対応(定例開催はZoomのみ)]
※講師派遣型の場合はZoom、Teamsを選べます。
- 演習主体のカリキュラム
こんな方におすすめします
- 統合監査に携わる内部監査員・内部監査管理者の方(これから携わる予定の方にも)
- 統合マネジメントシステムを構築されている組織の事務局の方(これから構築しようとしている組織の方にも)
- 統合(複合)審査に携わる方(組織における統合内部監査の視点を学ぶことで、審査にも活かすことができます)
注意事項
セミナーの詳細につきましては、下記へお気軽にお問合せください。
セミナー内容、費用、開催にあたってご準備いただく事項等ご説明させていただきます。
E-mail 研修事業部 hakenk@technofer.co.jp
TEL:044-246-0910
FAX:044-221-1331
コース特徴
現在、ISOのマネジメントシステム規格は、ISO 9001(品質)、ISO 14001(環境)をはじめ、27001(情報)、22000(食品)、45001(労働安全衛生)、など、数多くのマネジメントシステム規格が存在します。
2012年5月に “ISO/IEC Directives(専門業務用指針)補足指針” が改正され、この中の附属書SLにおいて、今後制定・改正されるすべてのISOマネジメントシステム規格(ISO MSS)について、その構造、分野共通の要求事項及び用語・定義を共通化することが定められ、ISO 9001/ISO 14001もこの附属書SLに基づいた改正が行われました。
ISO 9001/14001が、共通フレームワークをベースにすることで、本来、組織のマネジメントシステムは1つであることに立ち返り、複数のマネジメントシステムの統合や、複数のマネジメントシステムを同時に確認する内部監査(統合マネジメントシステム監査)に対する組織の期待・ニーズが高まっています。
当コースをお選びいただいている理由
内部監査の目的とは、組織の「改善のタネ」を見つけること
内部監査の目的とは、組織の「改善のタネ」を見つけることにあります。
組織が継続的改善を図るために、どのような改善ポイントを見つけられるか、内部監査員自らが、効果的で効率的となる是正処置を想定した不適合指摘・改善提案を行えるかで、内部監査の質はグンと向上します。
統合マネジメントシステム監査においては、複数の監査を、同時に実施できるという“効率性”のメリットがあります。
さらに、それぞれのマネジメントシステム規格固有の側面を、同時に監査することで、別々の監査では見えてこなかった、重複や矛盾点を見つけ、組織としての“全体最適”を見出すことができます。
このコースでは、
- 附属書SLに基づき規格の特徴(共通部分)及び現行規格の監査における重要項目、統合マネジメントシステムの監査の視点
- プロセスを重視した、統合マネジメントシステムのチェック項目・監査の視点・監査技法について、統合マネジメントシステムの考え方・着眼点を中心とした講義とISO 9001、ISO 14001等、複数マネジメントシステム規格の認証取得組織をモデルとした架空組織に対するケーススタディにより、監査手法を習得していただく演習主体のカリキュラムです。
カリキュラム
- 9:00 ~17:00
- (カリキュラム例)
講義1:附属書SL制定の背景と概要・マネジメントシステムの統合の考え方と監査の視点 講義2:統合マネジメントシステムにおけるISO 9001/14001要求事項の重点項目解説 ケーススタディ1:統合MS内部監査のストーリー ケーススタディ2:質問の切り口(チェックリストの検討) ケーススタディ3:ロールプレイ
※ISO 9001 × ISO 14001の組み合わせの他、ISO 14001× ISO 45001 等、お客様ごとのマネジメントシステム運用状況に合わせたカスタマイズも承ります。
お客様の声
- 演習やロールプレイが充実していた
- 事例が具体的で分かりやすかった
- 「プロセスの繋がりと監査の視点」が参考になりました。
- 各規格の関連性が見えてよかった。
- ロールプレイで考えさせられ、気づきの機会になりました。
講師紹介
各種マネジメントシステム 統合審査・監査の経験豊富な講師が担当いたします。
当コースのご案内
筆記試験 | 無し |
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