青木社長の著作―日科技連出版社-2 | 平林良人の『つなげるツボ』

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■□■ 平林良人の『つなげるツボ』Vol.245 ■□■    
**青木社長の著作―日科技連出版社 -2**
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弊社テクノファの青木社長が日科技連出版社から上梓した
「経営者・経営管理者向け “これならわかる!できる!
経営成果を上げるISO 9001の読み方・使い方”
 組織の潜在力を引き出す 認証にとらわれないISO活用論 」
を紹介しています。

今回はその第2回目ですが、著作全体の内容を目次紹介
により俯瞰してみたいと思います。

■□■ 経営者が押さえておくべき根幹 ■□■

第1章は「経営者が押さえておくべきISOマネジメントシステムの根幹」
となっています。ISOは審査を受けるためだけにあるのではありません。
本来は、経営者が自社の組織経営を考えるうえで、ISO 9001であれば
品質面、ISO 14001であれば環境面からのアプローチ方法を示す
羅針盤としての存在意義をもつものです。

残念ながらそのような概念・考え方が広まっているとはいえないのが
現在の状況です。ISOは審査員が使いこなせば良い規格ではなく、
経営者こそ自分なりの視点、着眼点で読み解き、活用して
いかなければなりません。

ここでは、3つの視点と7つの管理ポイントを整理し、そこから
ISO 9001ではどのように品質経営が展開されていくのかを
経営者視点で読み解いています。

■□■ ISO初学者のための基礎的な情報 ■□■

第2章では、経営者視点とISO(特にISO 9001)が非常に近いもの
であることを感じていただくため、ISOマネジメントシステム
(ISOMS:ISO Management System)の基本に立ち返り、
ISOMSとは何かについての基礎的な情報を網羅しています。

■□■ 認証の意義、価値 ■□■

第3章では外部から審査を受けることの意義、価値を説明しています。
組織は、ルールを定めそのルールに基づいて日々の仕事をしていく
ことが必須ですが、そのルールには文書化が必要なものがあります。

最たる例は就業規則でしょう。普段目にすることはない文書であっても、
いざ何かを確認しよう、とした際に文書はとても重要な役割を果たします。
方針管理から始まり、どのような人材そして設備を整えるか、設計開発や
原材料の調達はどのように行っていくか。そしてモノづくりあるいは
サービス提供の方法や検査の仕方などの重要管理点をISOは規定しています。

認証を取得することにより、会社は外部の機関から「ISO国際規格に
基づく形で製品・サービス提供のための仕組みができあがっています」
ということを認めてもらったことになります。
そして認証を取得したことを国内外にアピールできるようになります。

■□■ 経営者視点でISOを読み解く ■□■

第4章はISO 9001規格要求事項を取り上げています。
幾つかの解説書にあるような逐条解説ではなく、規格の解説に大胆な
濃淡をつけています。経営者、経営管理者にとってISOマネジメントシステムの
ベースとなる部分を説明しています。

特に知識面で押さえておくべき主要ポイントを抽出し、且つより実践的な
視点での解説を付けています。

■□■ ISO実践手法8項目 ■□■

第5章はISOマネジメントシステムを活用していく上での実践手法を8項目に整理し、
説明しています。ここにはISOのレベルを超えた経営管理の視点が示されています。
ISO 9001にはレベル設定の概念はありません。しかし、認証取得後もさらに上位レベルに
進むべき道があるということを意識しておくことは大切なことです。
経営者が「いつまでに自組織の経営レベルをどの水準に持って行こう」と考えない限り、
組織の明るい未来はそう簡単には訪れません。

経営者としての大事な仕事がここにあるのです。

これから組織が成長させ、その過程で社員数も増えていくと将来を描いている組織であれば、
ISOで規定している枠組みの活用はあくまで最初の段階です。
この最初の段階から、固有技術と管理技術を使い分け、うまくバランスをとりながら推進
させていく5段階モデルを紹介しています。