テクノファの無料冊子 | 平林良人の『つなげるツボ』

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■□■ 平林良人の『つなげるツボ』Vol.247 ■□■
*** テクノファの無料冊子 ***
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弊社青木社長の著作を紹介してきましたが、弊社では

【新入社員向け】これならわかる!
ISOマネジメントシステム入門読本

「ISOマネジメントシステム入門読本」(小冊子)無料進呈!
※現在は有料でのご提供となっております。

という無料冊子をお客様に配布しています。
無料とはいっても全53ページもある本格的なISOマネジメント
システムの入門編の本です。

■□■ 新人教育 ■□■

組織には毎年新しい人が入ってきます。最近の新人採用は日本
社会成熟化の証の一つでしょうか、以前(20年前くらい?)と
打って変わった多様性が特徴になっています。

新人採用は3月に学校を卒業したフレッシュマンであったり、
時期を問わず年間いつでも入社してくる転職者であったりします。
組織には組織固有の文化、風土がありますので、まずは新人には
組織の文化に馴染んでもらうことが必要です。

■□■ 組織の文化、風土 ■□■

組織の文化(culture)は次のものから構成されます(ISO 9004:2018)。

・信念:beliefs
・歴史: history
・倫理: ethics
・行動: behavior
・態度: attitudes

組織は,新人に対して組織のミッション、ビジョン,価値基準などを
まず教えると思いますが、これらは組織の文化に馴染んでもらう第一歩と
なるものです。

■□■ ISOマネジメントシステム入門読本 ■□■

文化は組織に固有な形として随所にその顔をのぞかせますが、
マネジメントシステムもそんな形の一つです。
ISOマネジメントシステム入門読本は次の初めの言葉から
始まっています。

「この本を手に取っているあなたはこれからいよいよ社会に
乗り出そうとしている、あるいは社会に出て荒波にもまれ始めた方
であろうと思います。
社会人として仕事をしていくには、今までとは違う環境の中で
自分をそこに順応させ、その上で自分の所属する会社が業績を
上げるために毎日たゆまない努力を必要とします。
それは短期決戦ではなくマラソンに例えられるような長期戦です。」

■□■ 社会、組織にはルールがある ■□■

そして次のように続いています。

「社会では基本ルールが制定され、そのルールに則ってすべての人が
活動することによって秩序だった世界が実現することはお分かりでしょう。
そのために法規制が存在しますが、法規制だけでなく、自分たちが
拠り所とする組織経営の教科書とも言えるものが世の中にはいくつもあります。
組織の構造はマネジメントシステムと呼ばれるもので作られ、そして
日々の活動が行われています。
そしてそのマネジメントシステムを作り、運用していく上で、参考としている
指南書にISOマネジメントシステム規格というものがあります。」

■□■ ISOマネジメントシステム入門読本目次 ■□■

全53ページは、ISOの規格説明は第7章と最後に回わして、多くは
組織における新人の心構えの内容構成になっています。

第1章 社会人としての船出 5
序 はじめに 5
1.1 船長は自分 6
1.2 自分を知る 8
1.3 自社を知る、そしてお客様を知る 9
第2章 会社とは何か 12
2.1 社会の公器 12
2.2 三つの役割 13
2.3 経営の目的と目標 17
第3章 PDCAを回す 21
3.1 PDCAとは 21
3.2 PDCAサイクル 23
第4章 標準化・仕組み化 25
4.1 標準化とは 25
4.2 仕組み化とは 27
第5章 マネジメントシステムを知ろう 29
5.1 指揮命令系統 29
5.2 組織図 31
5.3 連係プレー 31
5.4 唯一無二の仕組み 33
第6章 ISOを知ろう 36
6.1 ISOは民間組織 36
6.2 ISOが発行する規格 38
6.3 ISOマネジメントシステム規格誕生の歴史 39
6.4 ISOマネジメントシステム規格の骨子 40
6.5 ISOマネジメントシステム規格の種類 43
6.6 ISOの認証を取得するとは 44
第7章 マネジメントシステムを構築し運用する 48
7.1 方針と目標 48
7.2 お客様の要望 49
7.3 設計・開発 49
7.4 製造、運用 50
7.5 監視測定、データ分析 50
7.6 内部監査 51
7.7 マネジメントレビュー 51
7.8 プロセス管理 52
7.9 是正処置 53