よくある質問

日本における食品安全マネジメントシステム審査員資格

食品安全マネジメントシステム(FSMS)の世界標準として、2005年9月にISO 22000が発行され、日本における「ISO 22000審査登録制度」の早急な確立が期待されています。このような中、FSMS審査員を評価・登録する機関として、(財)食品安全センターにおいて「日本食品安全マネジメントシステム評価登録機関(JFARB:Japan FSMS Assessment Registration Body)」が2006年4月にいち早く創設されました。
食品業界では、多くの業界団体が存在しますが、ほとんどが食品の種類毎の業界団体であるなか、審査員評価登録機関の設立に当たっては、業界内で横断的な関わりのある、(財)食品安全センターに白羽の矢が立ち、創設の運びとなった背景があります。
審査員資格基準の概要は下記の通りです。内容としては、専門知識が多く求められるものとなっています。
弊社で開催しております、ISO 22000食品安全マネジメントシステム審査員研修コース(3日間コース含む)については、2006年10月からJFARBの承認を得ており、2015年4月1日よりJRCA(一般財団法人日本規格協会マネジメントシステム審査員評価登録センター)に事業が移管され、継承されています。

■審査員補資格基準の概要(JRCA F4000)

  資格要件概要
学歴 高等学校卒業又はこれと同等以上の学歴。
業務経験 フードチェーンに関連する業種において常勤で5年以上(高等学校卒業後に教育期間1年以上の教育機関を修了している場合は4年以上)の実務経験。
上記のうち、2年以上を食品製造の品質保証又は食品安全マネジメントに係わる業務に従事していること。
食品安全に関する専門知識

1)高等学校卒業後に教育機関(大学・専門学校等)において基礎微生物学と基礎化学に関して1単位以上の取得。

2)JRCAの承認した講習コースの修了。

3)レポート等による知識の照明。

ISO 22000規格に関する十分な理解 JRCAが有効としているISO 22000規格に関する講習会の修了。または同等とみなすことができる理解を有していること。
HACCPに関する知識 HACCPに関する3日間以上の講習を修了していること。またはレポート等による知識の証明。
審査員トレーニング JRCAが承認している審査員研修機関が行う、5日間以上のFSMS審査員研修コース(ISO 19011に基づく)を修了していること。ISO 19011に基づく審査技法の訓練を受けて他のマネジメントシステムに登録されている場合は、期間を短縮した研修コース(3日間)によることができる。ただし、資格申請の際は該当するマネジメントシステムの審査員資格登録を済ませている必要がある。
推薦 審査の原則に基づいて審査を行える個人的特質と、審査の力量を有している者として、4年以上の業務上の関係者2名もしくは、雇用者1名から推薦されていること。
行動規範遵守 審査員行動規範を遵守する誓約書を提出すること。
審査員評価登録機関による試験 上記資格基準を満たしていることを確認した後に行われる「筆記試験」に合格すること。

※資格基準の詳細、及び申請手続きについては、直接JRCA(一般財団法人日本規格協会マネジメントシステム審査員評価登録センター)へお問い合せ下さい。TEL:03-4231-8590

ISO 22000の審査登録制度の体制については、ISO 9001、ISO 14001同様、(財)日本適合性認定協会(JAB)が認定機関として制度の中心となります。JABでは、2007年5月22日から認証機関(審査登録機関・審査員評価登録機関)のFSMS認定申請受付を開始しています。

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