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「ISO 19694-1:2021(定常発生源の排出量- エネルギー集約型産業における温室効果ガス排出量の決定-第1部:一般的な側面)」発行

2021年5月20日、ISO 19694-1:2021(定常発生源の排出量-エネルギー集約型産業における温室効果ガス排出量の決定-第1部:一般的な側面)が、新しく発行されました。JIS、邦訳版は未発行です。

この規格は、鉄鋼、セメント、アルミニウム、石灰、フェロアロイなどの、エネルギー集約型産業(多消費産業)に特化したISO 19694シリーズの一部で、これら産業に共通する部分を規定しています。
また、ISO 14064-1とも整合するように開発されました。

<ISO 19694シリーズ規格(今後発行予定)>
●ISO 19694-2 Part 2: Iron and steel industry(鉄鋼)
●ISO 19694-3 Part 3: Cement industry(セメント)
●ISO 19694-4 Part 4: Aluminium industry(アルミニウム)
●ISO 19694-5 Part 5: Lime industry(石灰)
●ISO 19694-6 Part 6: Ferroalloy industry(フェロアロイ)

例えば、鉄鋼産業であれば、
ISO 19694-2(TSとして発行予定)とISO 19694-1とISO14064-1を見ながら、算定方法を検討することになります。

 

(出典)
ISO WEBサイト 
日本規格協会