新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大を受けて、JRCA（日本要員認証協会マネジメントシステム審査員評価登録センター）は、「審査員資格維持の維持（サーベイランス）・更新（再認証）手続き期限」、「筆記試験の再受験期限」を、2020年4月1日以降当面の間、一部緩和すると公表しました。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、認証審査や内部監査、研修機関の研修が中止又は延期となっている状況を受けたもの。

1．審査員資格維持・更新の手続き期限（Q／I／F／O／MS内部監査員／MS管理技術者／HACCPリーダー）
やむを得ない事情による資格の回復手続き期限（新型コロナウィルス感染拡大に起因する事由が認められる場合に限る）
【維持（ｻｰﾍﾞｲﾗﾝｽ）】変更なし
【更新（再認証）】有効期限日から6か月以内　→　有効期限日から9か月以内

2．審査員資格維持・更新の手続き期限（EMS）
申請猶予期限の延長（新型コロナウィルス感染拡大に起因する事由が認められる場合に限る）
【維持（ｻｰﾍﾞｲﾗﾝｽ）・更新（再認証）】
・審査員補：失効日から3ヶ月以内　→　失効日から9か月以内
・主任／審査員：失効日から6ヶ月以内　→　失効日から9か月以内

3．筆記試験再受験期限
現行ルールは「1回目の受験日から1年以内に限り筆記試験の再受験」が認められていますが、2019年2月1日以降に1回目の受験をし、その後新型コロナウィルスの影響で再受験ができていない方で、状況が落ち着き次第、再受験を希望する場合は、受験先の研修機関にその理由を事前相談頂ければ、当面の間、1年経過後も再受験可能となります。

（出典）
●JRCA「新型コロナウィルス感染拡大に係る審査員等資格の手続き期限及び再受験期限の一部緩和について」／2020年4月3日