- 品質
- JRCA登録 CPD研修コース(QMS/EMS)
- CPD 6時間30分
統合マネジメントシステム内部監査員コース(新コースID:MN32)
30,000円 (税別) | 会員価格 27,000円 (税別)
コース概要
附属書LによるMS規格の共通フレーム化により、マネジメントシステムの統合や複数のMSを同時に確認する内部監査のために特有の着眼点を実践的に身に付ける
- 演習主体のカリキュラム
こんな方におすすめします
- 統合監査に携わる内部監査員・内部監査管理者の方(これから携わる予定の方にも)
- 統合マネジメントシステムを構築されている組織の事務局の方(これから構築しようとしている組織の方にも)
- 統合(複合)審査に携わる方(組織における統合内部監査の視点を学ぶことで、審査にも活かすことができます)
注意事項
コース特徴
現在、ISOのマネジメントシステム規格は、ISO 9001(品質)、ISO 14001(環境)をはじめ、27001(情報)、22000(食品)、OHSAS 18001(労働安全衛生)、など、数多くのマネジメントシステム規格が存在します。
しかし、それぞれの規格は、構成、用語の定義などが、必ずしも統一されていないのが現状です。
一方で、複数のマネジメントシステム規格に取り組む組織も増えてきており、規格を使う組織側としては、構築・内部監査ともに、大変使いにくいものとなっており、その弊害として、組織の中に、複数のマネジメントシステムが存在しているところが多いようです。
この様な背景もあって、2012年5月に “ISO/IEC Directives(専門業務用指針)補足指針” が改正され、この中の附属書L(旧 附属書SL)において、今後制定・改正されるすべてのISOマネジメントシステム規格(ISO MSS)について、その構造、分野共通の要求事項及び用語・定義を共通化することが定められ、ISO 9001/ISO 14001もこの附属書Lに基づいた改正が行われました。
ISO 9001/14001が、共通フレームワークをベースにすることで、本来、組織のマネジメントシステムは1つであることに立ち返り、複数のマネジメントシステムの統合や、複数のマネジメントシステムを同時に確認する内部監査(統合マネジメントシステム監査)に対する組織の期待・ニーズが高まることが予想されます。
本コース以外にISO9001審査員の方向けのCPDコースには下記のコースがございます。併せてご覧ください。
- 「平林良人による規格の最新情報 ~ ISO 9001審査員CPD5時間コース ~」
- 「ISO 9001審査員CPD 15時間コース[テーマ:審査技能の向上]」
- 「ISO 9001審査員CPD 5時間コース[テーマ:審査技能の向上]」
- 「ISO 9001審査員CPD5時間コース[テーマ:不適合抽出能力の向上]」
- 「テクノファ技術顧問 国府保周が気付いたISO 9001審査と運用の肝 ~発想を変える~」
- 「QMS活性化コース~プロセスアプローチを実践する~JRCA継続的専門能力開発(CPD)登録コース」
- 「QMS活性化コース~内部監査の有効性評価技術の向上に~ JRCA継続的専門能力開発(CPD)登録コース」
- 「2015年規格改正対応 MS監査員・審査員のためのインタビュー能力の向上」
- 「品質/環境活動の充実に~マネジメントシステムの実効性を上げるためのヒント~」
- 「新規格に対応するリスクマネジメントコース」
当コースをお選びいただいている理由
内部監査の目的とは、組織の「改善のタネ」を見つけること
内部監査の目的とは、組織の「改善のタネ」を見つけることにあります。
組織が継続的改善を図るために、どのような改善ポイントを見つけられるか、内部監査員自らが、効果的で効率的となる是正処置を想定した不適合指摘・改善提案を行えるかで、内部監査の質はグンと向上します。
さらに、統合マネジメントシステム監査においては、複数の監査を、同時に実施できるという“効率性”のメリットがあります。
また、ISO 9001、ISO 14001は、それぞれの規格の目的が相反することもあり、組織としてどちらの側面を重視して対応するか、判断が求められることもあります。
統合マネジメントシステム監査では、品質向上(ISO 9001)の側面と、環境保全(ISO 14001)の側面を、同時に監査することで、別々の監査では見えてこなかった、重複や矛盾点を見つけ、組織としての“全体最適”を見出すことができます。
このコースでは、
- 附属書L(旧 附属書SL)に基づき今後改正される規格の特徴(共通部分)及び現行規格の監査における重要項目、統合マネジメントシステムの監査の視点
- プロセスを重視した、統合マネジメントシステムのチェック項目・監査の視点・監査技法について、統合マネジメントシステムの考え方・着眼点を中心とした講義とISO 9001、ISO 14001の両方の認証取得組織をモデルとした架空組織に対するケーススタディにより、監査手法を習得していただく演習主体のカリキュラムです。
カリキュラム
- 9:15 ~17:30
- 講義1:附属書L制定の背景と概要・マネジメントシステムの統合の考え方と監査の視点 講義2:統合マネジメントシステムにおけるISO 9001/14001要求事項の重点項目解説 ケーススタディ1:統合MS内部監査のストーリー ケーススタディ2:質問の切り口(チェックリストの検討) ケーススタディ3:ロールプレイ
お客様の声
- 演習やロールプレイが充実していた
- 事例が具体的で分かりやすかった
- 「プロセスの繋がりと監査の視点」が参考になりました。
- 各規格の関連性が見えてよかった。
- ロールプレイで考えさせられ、気づきの機会になりました。
講師紹介
馬場 浩 講師
JRCA登録EMS主任審査員(EMS-A25084) 他、数々の資格を有し、広範囲な知見を有する。その物腰は柔らかく、時に厳しく、緩急豊かで的確な講義を行っている。
テクノファでは、その経験・知識を元に、環境のみならず、品質等多くの研修コースを担当。
当コースのご案内
費用 | 【通常価格】税込価格:33,000円 (税別 30,000円) 【会員価格】税込価格:29,700円 (税別 27,000円) |
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証明書等 |
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割引 | |
開催地 | 川崎・品川・大阪 【講師派遣型セミナー可】 |
交通アクセス | 各会場へのアクセスはこちら |
定員 | 24名 |
日程 | 1日間(9時15分開講、17時30分終了) |
筆記試験 | 無し |
日程・申込
開催No.49 |
2021年2月3日(水)
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川崎 | 事情により会場を変更しております |